出会い編 𝚙𝚊𝚛𝚝𝟹
今回で出会い編最後です。
実は𝚙𝚊𝚛𝚝𝟸の方を書いてる時に、全て書ききったのですが、あまりにも長すぎたので結局𝟹回にわたって書くことにしました。
拙い文章ですがお楽しみ頂けたら幸いです😌
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
夜ご飯は私が気になっていた地元にあるスペイン料理屋さん。
ここを選んだ自分を殴りたい。
一品一品が良いお値段するのだ。
その分ご飯もお酒も美味しかったけれど。
私が飲んだカクテルはスクリュードライバー。
ウォッカベースのオレンジカクテル。
何故このカクテルを選んだのか。
その答えは最後に記そうと思う。
駿くん「かのんは他に会った人いる?」
唐突だった。
私はまだ𝚈くんのこと話してなかったし、迷ったけれど正直に打ち明けた。
本当に𝚈くんのことをいいなと思っていたこと。
会いたいと言いわれつつもドタキャンされ続けて傷ついたこと。
𝚈くんを引きずらない為にノリと勢いで再びアプリを始めたこと。
駿くん「僕だったら𝟷回でもドタキャンされたら切っちゃうのに、かのんは偉いね、いい子なんだね本当に」
駿くん「男なら会いたいなら会うではっきりしろって思うわ!なんだそいつ」
駿くんは、私と初めて会うのに話を聞いてくれて、人(私)のために怒ってくれる人なんだって思ったし、初めて会うのにこんなに親身に話を聞いてくれるのが嬉しかった。
「付き合うならどんな人がいいとかある?それこそ歳の差とか」
駿くん「んー…年上は憧れ感が強くなるし、同い年だと友達感が強くなるし…逆にかのんは?」
年下については言及されなかったけど、きっと年下がいいんだろうなあって思った。
「私は年上がいいな。あと、話し合いできる人。すれ違った時も𝟸人で乗り越えていけるようにしたいから」
駿くん「話し合いは大事だよね。僕はずっと一緒にいてくれる人がいいかな」
"ずっと一緒にいてくれる人"
こういう存在を見つけることは簡単なようで難しいことだと思う。
だけど、
「うん」
ー(私がその立ち位置になれたら幸せなんだろうな)
って思ってしまったから。
お会計は駿くんがサッとカードを出してしまい、いくらか聞いても、よく聞こえなかったからカード出しちゃったと言われご馳走になった。
楽しい時間はあっという間で、駅まで駿くんを見送りに行く。
今日はあっても次があるとは限らない、ドライブは決まっててもドタキャンされたら…と思うと離れたくなくて。
「今日は本当にありがとう。ばいばい🥺」
って言ったら
駿くん「そんな顔されたら、ずっと帰れなくなっちゃうからやめて笑」
って言うから
「ごめん笑ばいばい!!またね!」
って軽くぎゅってハグ(風)して見送って、私も帰宅。
別れてからもずっと頭の中は駿くんのことでいっぱいだった。
さて、私が選んで飲んだスクリュードライバー。
ひとつひとつのカクテルにも花言葉のように、カクテル言葉があるのを知っていますか?
スクリュードライバーのカクテル言葉は何か。
__"あなたに心を奪われた"
もちろん駿くんは知らないと思う。
だけど、この時の私はもう𝚈くんなんかより、
純粋に駿くんに惹かれていたのは言うまでもない。
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以上が私と駿くんの出会い、そして初回という名の初めましてのデートでした。
初回なのに𝟾時間も一緒にいたなんて自分でも驚いた。寂しがり屋なだけだけど笑
それでも、何度𝟸人で思い返しても「あの初回はネタだよね笑」
って笑い話にできるのは今の関係があってこそだと思う。
駿くんとの出会いは一生忘れられないくらい私にとっては印象的なものになったし、
人との出会いはタイミングが大事なんだなって思った。
少しでもズレが生じればお互いの存在すらも認識することなく生きていたかもしれないから。
そう考えると駿くんだけじゃなくて、今自分の周りにいてくれる大切な人達は私にとって最高に良いタイミングで出会ったんだろうなって思う。
これからの出会いも沢山あると思うけど、
今は、私と関わる全ての人に感謝を伝えたい。
私と出会ってくれてありがとう。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
次回は書ききれなかったこととか印象に残ったことを書こうかなと思ったり💭
𝙽𝙴𝚇𝚃☞︎番外編…?